国立音楽大学ピアノ科卒業。近藤孝子氏に師事。卒業後、畑中良輔氏の勧めもあって、声楽伴奏者としてデビュー。伴奏法を小林道夫氏に師事。曽我栄子氏の全Ｒ.シュトラウスによるリサイタルがデビューであったが、朝日新聞、音楽の友誌上等で賞賛された。二期会・ＮＨＫ・東京室内歌劇場で活躍。1979〜’81年にウィーンに留学。国立ウィーン音楽大学に入学し、作曲家ローベルト・ショルム氏に伴奏法を学ぶ。当地でＯＲＦ（オーストリア国立放送）に出演。帰国後は、声楽および合唱のピアニストとして活動。松本美和子氏の「トスティ歌曲集」、崔岩光氏の「愛する小鳥よ」等、また、「日本合唱曲集」のＣＤをリリ-ス。全日本合唱連盟主催コンクールの審査員をつとめるなど活躍の場を広げている。