代表の渡邊登志子先生に代わり、御夫君の声楽家渡邊一夫氏(弘前大学名誉教授)に代表を務めていただくことになりました。
バックナンバー   今月の例会   例会のあゆみ
2015年10月7日号

研究会より

会のホームページ、みなさんご覧になりましたか?
パソコンをお持ちでない方もコンサート情報などお寄せ下さい。会の活性化をめざす新たな試みです。
>> 例会のご案内

♪ 参加者から ♪
189回例会
9月例会 
ドイツ歌曲とフランス歌曲

楽譜
9月30日の例会の受講者より

 チューリッヒを拠点にソロ、アンサンブルで活躍されている津田理子先生の講座は、シューベルトとデュパルクの「ミニヨン」が扱われた曲、シューマンのピアニスト泣かせの「春の夜」、そしてオケ伴も馴染みのあるマーラーの「子供の不思議な角笛」という多彩な要素の曲が並びました。
 先生のアドヴァイスにより、声とのバランスの基にバスを重視して音楽を進行させ、どの受講者の曲もピアノが自然に無理なく、より確実に音楽を形作ることができたと思います。
 ピアノの表現が歌を上回りそうな時にも、単に全体をセーブするのではなく、バスを中心にしたバランスの良い積極的な響き作りを教えてくださいました。そしてマーラーでは、管楽器的なリズムや、歌の流れに沿ったリズムの刻み方の御指摘により、詩に沿った世界へ一層近づくことができました。
 先生のお人柄と相まって、豊かな音楽作りへの幸福感の漂う時間でした。
       ( 南日美奈子 )
 
 
サイトの著作権は歌曲アンサンブル研究会に帰属致しております。
このページの無断転用は固くお断り致します。