代表の渡邊登志子先生に代わり、御夫君の声楽家渡邊一夫氏(弘前大学名誉教授)に代表を務めていただくことになりました。
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2010年 7月 1日号

研究会より

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135回特別演奏会
「故 渡邊登志子代表追悼コンサート」
♪ 担当者から ♪


  「故 渡邊登志子代表追悼コンサート」のご報告  6月3日、市ヶ谷ルーテルセンターに於いて「故 渡邊登志子代表追悼コンサート」を開催いたしました。 総来場数193名と、ほぼ満席となり、好評のうちに無事に終了することができました。 当日は、特別出演の、渡邊明、宮城令子両先生ご夫妻、永島陽子先生を含めて、渡邊一夫新代表をはじめ、 会員18名、総勢21名が演奏にあたりました。 当初、満席のお客様に対して、到底人手が足りないことが懸念されておりました。 しかし、当日ご来場の会員の皆様には、この窮状をよくご理解下さり、臨機応変なご協力を頂きましたことで、 ますますアットホームな雰囲気の会が仕上がることとなったように思います。結果的には、多くの会員に携わって頂くこととなり、登志子先生のご意志を感じました。 「心配せずとも、気負うことなく、在るがままでいいのよーー!」というお声が聴こえるような気がしました。

 スタッフとしては以下の方々にご協力をいただきました。 ステージマネージャー・照明・アナウンス:福田佐智子、ビデオ:守屋悦子、受付:(チーフ)小野清子、仲山みどり、西沢しのぶ、お花:志村恵美子、CD販売:川原玲子、録音:福士恵子 

  今回は、当会運営の「扇の要」となって、運営全般のほとんどを担って下さっておられた登志子先生を喪ってはじめてのコンサートでした。担当として携わる事で、改めて登志子先生ご尽力のほどを知ると同時に、運営委員、 事務局をはじめ、皆様のそれぞれのお立場からの事細かなサポートが大切なことを認識いたしました。    常々、登志子先生が「チームワークの良いのが、何よりのこと」とおっしゃっておられた意味を痛感しています。皆様には、寛容にご協力を頂きまして、心から感謝致します。 
                                                 運営委員 杉山潤子
♪ 会員の感想 ♪


  故 渡邊登志子代表 追悼コンサート によせて。 ルーテル市ヶ谷センターにて開催されたコンサートは、F.シューベルトの即興曲で追悼コンサートにふさわしく、ステージは薄明かりの中、厳かに始まりました。満席の会場は、いつものコンサートとは違った雰囲気で、会場全体が渡邊先生を偲んでいるように感じられとても胸が熱くなりました。 リサイタル直後で客席から受けるいろいろな影響を考えておりました私には、特別出演の方々、会員の皆様も、客席と一体となってステージに立っていらしたように感じられ、渡邊先生の示された音楽の道に思いを巡らせました。真摯に音楽と向き合って歩み続けることが渡邊先生への感謝の印と心に刻みました。                                        用瀬加代子

音楽喫茶「アカシア」での
シューマニアーデに向けてのプレ講座
♪ 担当者から ♪


 かねてからの念願だった「アカシア」での講座を、9月のシューマニアーデに向けてのプレ講座として今回初めて実現することができた。 講師の渡邊一夫代表には、シューマン初心者にも概略がわかるよう、またすでにお勉強された方には再確認になるようご配慮いただき、氏の演奏された録音などを聴きながら、ロベルトとクララの生い立ちから歌の年1840年に至る経緯を中心にお話しいただいた。その訥々とした語り口は、聴くものの心に沁みわたる温かさをその音楽と同様にたたえておられ、まさに「音楽は人なり」を実感させられた一夜であった。                                    
                                             運営委員  小野 清子

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