例会のあゆみ
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2007年6月7日号

研究会より

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♪ 参加者から ♪
103回例会
「ドイツ歌曲を通じて語る音楽の世界」
5月29日の参加者より                                         

今回、声楽家の上村多美子さんからお声をかけて頂き、津田理子先生のレッスンを受講させて頂きました。
この度の貴重な体験の中で、伴奏はもとよりソロの曲にも応用できる様々なご助言を頂きました。
まず、長い音を聴き続けることでフレーズが長く取れるようになりましたし、ワーグナーの『苦しみ』の最後の長い音で弾いた後も手のポジションを上げずにそのままの状態でいることによって、私の音への集中度が高まりました。ブラームスの『恋人への道』では「ピアノの8分音符のひとつひとつの音をいっぱいいっぱいに」というご指示や、(出だしは4分音符のアウフタクトで歌が入るのですが)「そこを8分音符ふたつに感じて聴く」ことなどのアドバイスを頂いた結果、上村さんの歌いたいテンポにピアノが持っていけたように思います。また、バスの動きを聴くことによって音楽の流れがつかめて、より弾きやすくなりました。レッスン前にお声をかけてくださったり、(今回は花の曲が多かったのですが)その花の写真を皆に見せて下さったりと、先生の暖かいお人柄を直に感じました。
また今回お世話して下さった方々のきめ細かいご配慮により、一体感のある密度の濃い2時間でした。心から感謝申し上げます。(末松茂敏)
楽譜


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